桂離宮その2~松琴亭からのつづき
賞花亭 |
小高い丘に建つことから「峠の茶屋」とも呼ばれる。
夏には、竹の連子窓から風が吹き抜けて、涼しそう。
賞花亭内部 |
こういうところで、夏の朝茶を催すのは、最高だろうな。
峠の茶屋からの眺め |
園林堂 |
扁額は、後水尾上皇の宸筆。
澄んだ池水に囲まれた、静謐な宗教空間。
紅葉と水鏡がきれい。
笑意軒 |
王侯貴族の田舎遊び風デザインは、どことなくプリ・トリアノン宮殿の「王妃の里村」を思わせる。
豪奢なものに飽きた高貴な方々が最後に行きつく、究極の贅沢。
六つの丸い下地窓 |
「笑意軒」の扁額は、曼殊院良恕親王の筆。
笑意軒・中の間 |
細長い菱形に金箔を張り、その左右の三角形には市松模様にビロードを配した、凝ったデザイン。
次の間 |
桂離宮その4~書院群から月波楼へつづく
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