2019年9月7日土曜日

朝陽会館~能楽堂建築シリーズ

はじめて訪れた朝陽会館。
1967年に上野朝太郎氏によって設立されたそうです。
能楽をはじめさまざまな邦楽のお稽古場やリサイタル会場として使われていて、東京の能楽師の方々もここをお稽古場にされている方が多いようです。




大阪天満宮の門前、すぐ目の前という好立地。
学問・芸能の神様に見守られながらお稽古に励むという、芸事の修練にはぴったりの場所です。




「大阪ガラス発祥之地」の碑
戦国時代、ヨーロッパから長崎にガラス製法が伝わりました。
そのガラスの製造技術を播磨屋・久米清兵衛が学んで、大坂の天満で玉屋を開き、ガラス玉細工を始めたといいます。それが日本のガラス工業のはじまりとなり、ここ天満が「大坂ガラス発祥の地」と呼ばれるようになったそうです。



近くには繁昌亭も。
上方芸能のメッカのようなところですね。



この日は、片山九郎右衛門師御社中のゆかた会。
玄人の出演者は九郎右衛門さんだけだったのですが、まさに一騎当千の大迫力! 御社中の方々の謡も素晴らしく、間近で聴かせていただいてとても贅沢な時間でした。



玄関で履物を脱いであがります。
青山の銕仙会の能楽堂をレトロにしたようなエントランス。




ちょっとした休憩スペース。
昭和の香りが漂います。



こぢんまりとした能舞台と見所は居心地のいい空間。
能舞台の屋根を模した天井のデザインがうまく工夫されていて、洒落ています。



切戸口の壁には鮮やかな色合いの若竹。
見所と舞台が近すぎるくらいに近い。


階段の踊り場には、野村四郎師など名手の名舞台の写真も。






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