現在は京都文化博物館別館となって、ショップやギャラリー、ホールとして使用されています。この日は、アルバート・ワトソンの写真展とトークショーが開催されていました。
エントランス |
入り口を縁取るアーチ形の庇には猫足のような装飾的な支柱がついていて、ざりげなく凝ったデザイン。
吹き抜けの銀行営業室 |
屋根の上のドーマー窓から採光した明かりが射しこみ、そこからシャンデリアが吊り下げられるという、三重構造の瀟洒な照明。
客だまりと執務室を区切るカウンター |
禁酒法時代を舞台にしたハリウッド映画を思わせる。
カウンター下の大理石は岐阜県大垣市の赤坂産。
フズリナやウミユリなどの化石が多く含まれているそうです。赤と白と黒の大理石を組み合わせたデザインも必見。
今にもギャングが押し入ってきそうな出入り口。
この建物の保存に尽力した古代學協會 |
古代学協会ってどんな団体なんだろう? 疑問に思い、サイトを見てみると、マヤ文明やラスコーの洞窟壁画のシンポジウムなどをやっていて、面白そう。
でも、ここ5,6年ほどサイトが更新されていないので、活動内容は不明。謎めいていて気になる。
前田珈琲 |
重厚な扉が在りし日の姿を物語っています。
(金庫室といえば『野獣死すべし』を思い出す。)
ノスタルジックな店内。ゆったりした時間。
店員さんもお客さんも親切で、居心地がいい。
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