2015年3月1日日曜日

国立能楽堂企画公演・働く貴方に贈る Part1

2015年2月27日金曜日 19時開演


実演解説・能に見る道具の扱い 観世喜正&味方玄 


狂言《文山立》 シテ大藏基誠 アド善竹富太郎


能《巴 替装束》シテ女/巴御前の霊 片山九郎右衛門 

  ワキ高井松男 ワキツレ則久英志 野口琢弘 アイ茂山良暢
  囃子 藤田次郎 古賀裕己 高野彰
  後見 味方玄 分林道治
  地謡 観世喜正 山崎正道 遠藤喜久 角当直隆
     小島英明 佐久間二郎 長島充 野村昌司





お能を見るようになって初めて深い感動を味わったのが
去年5月の片山九郎右衛門さんの御舞台《邯鄲・夢中酔舞》。

以来、九郎右衛門さんおシテの舞台(舞囃子以外)を
東京で拝見する機会がなくて、この日をずっと、ずっと、心待ちにしていました。


でも、舞台が始まったらあっという間。
美しい時は一炊の夢のように瞬く間に過ぎてしまう


もう一昨日のことだけれど、今でもぼーっとなって、余韻に浸りきっています。


あれほど待ち望んでいたものが、もう終わってしまったのかと思うと、
なんだか気が抜けてしまって……。


脳内録画を巻き戻すように、明日から少しずつ感想を書いていきたいと思います。



追記1
九郎右衛門さん、国立能楽堂であれほど素晴らしい御舞台を勤められた後、
(おそらく新幹線の最終便には間に合わないので)翌日にとんぼ返りで京都に戻り、
観世会館で《羅生門》のシテを演じられたのですね。
九郎右衛門さんの《羅生門》、観たかったなー。
東京でも、もっと九郎右衛門さんの公演があればいいのに。
個人の会とかないのかしら。


追記2
Eテレ4月26日の「古典芸能への招待」で九郎右衛門さんおシテの《吉野琴》が
放送されるとのこと!
神さま、ありがとうございます!!
今までは片山清司時代に撮影されたDVD「第11回日本伝統文化振興財団賞受賞」
を見て、御舞台を拝見できない悲しさを紛らわせていたのですが、
(このDVDは「三役ともに素晴らしく、とくに石橋が白眉! 超オススメです!)
またひとつ、永久保存版が増えそうで、うれしい!!


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