2019年4月21日日曜日

京都文化博物館別館 ~旧日本銀行京都支店

辰野金吾が設計し、明治39年(1906年)に竣工した旧日本銀行京都支店。
現在は京都文化博物館別館となって、ショップやギャラリー、ホールとして使用されています。この日は、アルバート・ワトソンの写真展とトークショーが開催されていました。

エントランス
屋根には、天窓の明かり採りとなるドーマー窓。
入り口を縁取るアーチ形の庇には猫足のような装飾的な支柱がついていて、ざりげなく凝ったデザイン。



吹き抜けの銀行営業室
広い天井には、格子状に区切られたステンドグラスのような天窓。
屋根の上のドーマー窓から採光した明かりが射しこみ、そこからシャンデリアが吊り下げられるという、三重構造の瀟洒な照明。




客だまりと執務室を区切るカウンター

禁酒法時代を舞台にしたハリウッド映画を思わせる。

カウンター下の大理石は岐阜県大垣市の赤坂産。
フズリナやウミユリなどの化石が多く含まれているそうです。赤と白と黒の大理石を組み合わせたデザインも必見。



今にもギャングが押し入ってきそうな出入り口。



この建物の保存に尽力した古代學協會
旧日本銀行京都支店の建物を利用して平安博物館を創設したのが、古代學協會。同協会がこの建物を京都府に寄贈したおかげで、京都文化博物館が創設されたといいます。

古代学協会ってどんな団体なんだろう? 疑問に思い、サイトを見てみると、マヤ文明やラスコーの洞窟壁画のシンポジウムなどをやっていて、面白そう。
でも、ここ5,6年ほどサイトが更新されていないので、活動内容は不明。謎めいていて気になる。




前田珈琲
かつての金庫室を利用した喫茶店・前田珈琲。
重厚な扉が在りし日の姿を物語っています。

(金庫室といえば『野獣死すべし』を思い出す。)




ノスタルジックな店内。ゆったりした時間。
店員さんもお客さんも親切で、居心地がいい。







0 件のコメント:

コメントを投稿