2019年4月13日土曜日

六角堂 春の幻想空間~いけばなライトアップ

2019年4月13日(土)頂法寺(六角堂)

京都文化博物館の帰りに、六角堂の夜間拝観へ。




しだれ桜とお月さま。
花は香り、月はおぼろな春の夜のひととき。
まさに、春宵一刻価千金。




きれいだなぁ。



言祝ぎ
門前に飾られたいけばな。
「新たな時代の到来を数多の祝杯を寄せ合い、歓びます」とのこと。
今の時期にぴったり。ひと際おめでたい作品。




御前立ちの如意輪観音さまに拝礼。寺紋はもちろん輪宝。




善男善女が大勢参拝してました。



昼間はかわいい十六羅漢も、ライトアップされるとちょっと怖い?





境内にはいけばなのディスプライがたくさん。




聖徳太子が水浴したとされる池には、白鳥のカップルが泳いでいました。
一見、優雅そうに見えますが、人に噛みつくので危険とのこと。なかなかワイルドなスワンです。




こちらは人工的なライティングのアレンジ。




こちらは風に吹かれて、だいぶ乱れてしまっていました。


縁結びの柳
嵯峨天皇がお后を探していたところ、「六角堂の柳のもとに行きなさい」という霊夢を蒙り、行ってみると、そこには絶世の美女が。ふたりはめでたく結ばれた、というエピソードから、この柳は「縁結びの柳」といわれているそうです。


去りゆく平成、近づく令和。
散りゆく桜を見ると、花も平成を懐かしんでいるように感じます。
惜春に、平成を惜しむ気持ちが重なって。
夢のような京の春、夢のような平成の御代。






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