江戸時代の博物図譜の展示。
稚拙だけど、ユーモラスでカワイイ珍獣・奇獣・妖獣の絵の数々。
江戸時代の人ってほんとうに想像力豊かで、見ているだけでワクワクする。
博物館写生図(琉球狆)、関根雲停、紙本着色、江戸~明治、19世紀 |
奇獣図譜、紙本着色、江戸、18世紀 |
↑水木しげるのキャラクターの顔に似た一本足の怪鳥。
ギリシャ神話に登場する半人半鳥のセイレーンの日本版?
(ただし、セイレーンは上半身は美人)
奇獣図譜 |
↑絵本に出てくる想像上の生き物みたいで可愛い。
博物館図譜・百鳥図・異獣類、博物局編、江戸~明治、19世紀 |
↑これはなんだろう?
前足が鰭になったネコ科の肉食獣?
解説によると、この博物館図譜には、モモンガ、かわうそ、水牛のほか、
ユニコーンや麒麟などの妖獣も描かれているという。
水虎図、紙本墨書、江戸・天明年間(1781~89年) |
↑水虎(河童)の言い伝えや図を集めたもの。
皿を頭に載せ、甲羅を背中につけた河童の姿が定着したのはもっと後の時代だったのですね。
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