斐伊川の氾濫とスサノオによる治水が八岐大蛇神話になったという説があり、
その斐伊川が流れるこの地には「稲田姫(大蛇に生贄にされるところをスサノオに救われた姫の名)」という、大山の湧水と固有の酒米・強力米でつくられたお酒の蔵元があります。
蔵元・稲田本店 |
とても丁寧に案内してくださいました。
↑ 麹室の前には神棚が。
杜氏の方々は毎朝ここで手を合わせて心身を清め、美酒の醸造を祈願するそうです。
製麹室 |
↑ 酒蔵のなかでも最もデリケートな場所。
人によって保有する菌が異なるので、ごく限られた人しか出入りが許されないとのこと。
酒蔵を案内してくださったスタッフの方も、ここへは入ったことがないそうです。
貯蔵蔵 |
↑ 今年の仕込みは3月で終わり、貯蔵室で眠るお酒たち。
日本酒の国内需要は伸び悩む一方で、海外輸出が増えているとのこと。
特に、アジアの富裕層の需要が伸びていて、
この日も香港に出荷する商品の瓶詰め作業がされていました。
試飲コーナー |
でもやっぱり、日本酒がいちばん。
稲田姫の大吟醸、純米吟醸「いなたひめ強力」と「稲田姫」の3本をお土産に購入。
純米吟醸「いなたひめ強力」 |
↑ 地元でしかつくられていない酒米「強力米」を100%使った「いなたひめ強力」。
名前は勇ましいですが、リンゴの香りのする芳醇なお酒。
白ワイン感覚できりっと冷やして飲んでも美味しい。
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