2018年3月1日木曜日

神保町逍遥

ただいま鋭意、断捨離中。
ようやく書棚一架分を処分できたところ(ほんとうはもっと減らしたい!)なので、神保町の古書店街はわたしにとって危険ゾーンだけれども、近くまで来るとつい、ふらふ~らと……。

文房堂

大正11年(1922年)の外壁が補修保存されている文房堂のファサード。
この老舗画材店には、素敵なギャラリーカフェも併設されていて、古書店めぐりの休憩にはちょうどいい。




ボヘミアンズ・ギルド

デザイン・アート本が充実。インテリア関係の洋書が特に好き。




原書房

2階は浮世絵ワンダーランド。
国芳、芳年、英泉、北斎漫画など、浮世絵の作品を手に取って鑑賞できます。
初刷りと後刷りを並べて見せてくださるなど、店員さんがいろいろ親切に教えてくださるので、勉強にもなって楽しい。





高山本店

能楽関連書の宝庫。
棚ごと買いたくなるくらい面白い本に出会えます。
能面も置いているので、いつか気に入ったものが見つかるといいな。




玉英堂書店

店主が集めたフクロウの置物たちが出迎える妖しげな階段を上っていくと、そこは稀覯本のフロア。

萩原朔太郎や志賀直哉、中井英夫、芥川龍之介といった文豪の生原稿や書簡がガラスケースに納められていて、観ているだけでもワクワクします。

心惹かれたのが、上田敏の歌の掛け軸。

 ほととぎす、聲もさかりになりにけり、あふち花さく 山かげの道






一誠堂書店

ここの2階は洋書の質・量が素晴らしい。

美しく重厚な革装本を手に取り、ページをめくる時の快感といったら……。
ほとんど官能的ともいえるくらいの、あの手触り、重量感、質感、革装本独特の香り。

電子書籍では絶対に味わえない、あの陶酔感。





大屋書店

こちらは和綴本のパラダイス。
有機的な紙の本の魅力が満喫できます。





大島書店

ここはペーパーバックが充実。
思いがけない本にめぐり会えたりします。






神田まつや

小腹がすいたら、少し足をのばして、神田まつやへ。
関西人からすると、つゆは醤油味が強め。
東京の味。
いつも混んでて相席だけど、美味しい。








建具や照明などのデザインも、この店が好きなポイント。








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